107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[saga]
2011/04/02(土) 21:14:10.28 ID:3VwabWPNo
少女「わ、私だって渡さないもんっ!」ギュッ
少年「お、おいおい……」
後輩「勇者だとか魔王だとかそういうのはとりあえず置いておきます。それを踏まえた上で、私は先輩が好きなんですっ」
少女「私だってずーっとずーっと昔から少年君の事が好きだったもんっ!」
メイド長「朝から何をなさっているのですか……」アキレタ
少女「あっ、メイド長さん。おはようございます」
少年「おはようございます」
後輩「おはようございますです。色々とご迷惑をお掛けしました」ペコリ
メイド長「いえいえ。お身体の調子はいかがですか?」
後輩「お陰様で大丈夫です。でも、予想通りに魔力とかはかなり削られちゃいました」
メイド長「お仕着せの魔力や力は必要なのでしょうか?」
後輩「いえ。自分の力で掴まないとその力に振り回されるだけだって良くわかりました」
少年「それは俺も同じだよ。それに、力や魔力は経験を積めばそれなりには取り戻せるからな」ポン
後輩「はい」ニコッ
メイド長「それはそうと、これからどうなさるおつもりなのですか?」
少女「私は例の組織について調べます。少年君達は失った力を取り戻すつもりなんでしょ?」
少年「それが最優先課題だな。とはいえ、どうやって修業すっかなぁ」
後輩「一時的とはいえ、魔族と手を組んだ今、魔族や怪物を無暗に倒すわけにはいきませんからね」
少女「実際に倒すんじゃなくて、仮想世界で戦うのはどうかな?」
少年「そんな事できんのか?」
少女「竜王さん、来れますか?」
竜王「こちらに」バサッ
少年「早っ」
竜王「当然だ。魔王様のお言葉であれば何を置いても最優先されるのだからな」フン
少女「お手数お掛けしちゃってごめんなさい」
竜王「何をおっしゃるのです。我ら魔族は魔王様の下僕。いかようにもお使いください」
後輩「こうして見ると、魔王のとてつもなさがよくわかりますね。竜族すらかしずかせるなんて……」
少年「そういや、少女の魂の鎖はどうやって解除したんだ?」
後輩「いわれてみると……それだけの強大な魔力を考えると魂の鎖を解いたとは思えないです」
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