68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/04/01(金) 13:45:51.15 ID:YZbjmkcXo
少女「私が少女友ちゃんに魔力紋を残したのは少女友ちゃんだけを護る為。仮に貴女達が少女友ちゃんを盾にしたとしても、私たち魔族は少女友ちゃんに傷一つ負わせずに貴女達を攻撃する手段なんていくらでもあるよ?」
後輩「……」
少女「そして、私がここに来たのは少女友ちゃんを貴女達から護る為。貴女達に私の親友を利用させない為」キッ
後輩「勇者様は人類を救うお方です。その為に犠牲になるのなら喜んで身を差し出すべきです!」
少女「ほら、ね。少女友ちゃん、聞こえた?」
後輩「っ」ギリッ
少女「この人達は『人類を助ける』っていう大義名分の為なら仲間を、ううん、人間をいくら殺しても何とも思ってないの」
少女友「……」
少女「私は貴女達の戦いを見てきたわ」
後輩「なっ!? 気配はなかったわ!」
少女「『千里眼球』」ポゥッ
少女友「なにこれ」
少女「離れた場所が見れる宝珠なんだ♪」
後輩「そんな物までっ」
少女「ほら、見える?」ポワンッ
少年『だりゃぁぁぁぁぁっ!』ザッ
怪物『ギォォォォォ!!』
人間『た、助けてくれ!!』
少年『迅雷っ!!』ピシャァァァッ
怪物『ギャォォォォォォ!!』プスプス
人間『うぎゃぁぁぁぁぁっ』ジュォッ
少女友「なっ!?」
少女「ね? 少年君、今何の躊躇もなく怪物と一緒に人間も殺したでしょ?」
後輩「そ、それは止むを得なかったのです! 100人の人間を助ける為なら1人の人間の犠牲はっ」
少女「黙りなさい」
後輩「……っ」
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