146:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]
2011/04/27(水) 21:51:05.33 ID:5YECbDr80
この量で短いとか……
更新頻度も高いし書くの超速いじゃないですかー!
ていうか展開速くてネイムのじいさんとか忘れそうだ
147:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/04/28(木) 07:28:06.43 ID:11G1r4Jso
展開速いかあ
そういえば必要な贅肉が少なく話が巻き巻きな気がするなー
もうちょっとじっくり書くべきなんだろっか
148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/28(木) 20:30:21.89 ID:11G1r4Jso
心地よい振動が、規則正しく身体を揺らしていた。
南方に向かっていることを意識するせいか、風もどことなく暖かい気がする。
気を抜けば瞼が重くなりそうで、春を強く意識した。
できることならば目的地に着くまで眠っていたい気もしたが、
149:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/28(木) 20:31:13.68 ID:11G1r4Jso
「喉の調子よくないの? 飴でもあげましょうか?」
女が機嫌よく言うが、今度は相棒が無視する。
150:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/28(木) 20:31:55.72 ID:11G1r4Jso
「さっきから聞いてりゃクソみてえな飴がどうしたとか疲れがどうとか! ちったあ黙ってられねえのか!?」
「そ、そんなにピリピリしなくても……」
「あん、誰がピリピリしてるって? おい言ってみろよウィル、誰がピリピリしてるって?」
「そういう時は飴をなめるといいわ」
151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/28(木) 20:32:30.61 ID:11G1r4Jso
冷水のようにぴんとした冷気を伴う視線だった。
思わず背筋が伸びるような心地になる。
騎士団長を思い出した。大鷹の異名を持つあの傑物。
彼はどことなく彼に似ていた。
152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/28(木) 20:34:06.33 ID:11G1r4Jso
こちらも端正な容貌の女だった。
切れ長な瞳はしかし優しく緩み、天使のような笑顔を形作っている。
すっきりとした輪郭の顔だが、ふっくらとした優しげな雰囲気があふれていた。
艶のある茶色の髪を後ろでまとめ、女性にしては背の高い方か。
153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/28(木) 20:34:44.54 ID:11G1r4Jso
「ちょっと……静かにしようよロック」
「俺がうるさいってのか?」
「いや、ええと……」
154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/28(木) 20:35:45.38 ID:11G1r4Jso
他国での任務は剣の国の信頼にかかわる。
他国から莫大な支援を受けることによって成り立っている剣国は、信頼を失うわけにはいかない。
そのため剣国内での同規模の任務よりも責任は重くなりがちである。
155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage GW中はもっと投下増やせるはず]
2011/04/28(木) 20:37:25.27 ID:11G1r4Jso
to be continued...
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