17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/31(木) 00:27:55.30 ID:GfgkKPq6o
ウィリアムには、騎士団長の話は特に屈辱的なもののようには思えなかった。
「むしろ寛大じゃないか。僕たちにチャンスをくれただろ?」
「チャンス?」
相棒の顔が引きつる。
「お前、それ本気で?」
「うん」
「バカじゃねえの!? バッカじゃねえの!? またはアホか!」
ひどい。ウィリアムは顔をしかめた。
まあ実は彼の言っていることも分かる。騎士団長が言ったのは、彼らに再就職先を用意してくれるということだった。
で、その就職先というのが――
「傭兵隊だぞ!?」
剣の王国が抱える傭兵隊である。
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