過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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641:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2011/08/24(水) 00:31:03.60 ID:thzKfQxlo
ひと段落したんで投下します


642:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/08/24(水) 00:32:08.37 ID:thzKfQxlo
〜ほむら視点〜

凍てつく水の中を進むような、深夜の雨上がりの帰り道。
陰気にうな垂れている街灯が水溜まりの鏡面を照らし出す。
私はまどかに付き添い、彼女の自宅に辿り着いた。
以下略



643:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/08/24(水) 00:33:46.04 ID:thzKfQxlo
まどか「……どうしたの? 開けてよ、早く!」

切羽詰まった様子で詰め寄るまどか。
疲労の色の濃い顔に、深刻な不安が刻みこまれていた。
跡が残ってしまうのではないかと思うほど、その表情は強張り、小刻みに震えている。
以下略



644:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/08/24(水) 00:35:33.05 ID:thzKfQxlo
まどか「わかったから! はやく!」

ほむら「……ええ」

――また、全て崩れてしまうのでは。ないか
以下略



645:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/08/24(水) 00:37:05.80 ID:thzKfQxlo
ほむら「これは……書き置き、みたいね……?」

まどか「――ほんと!?」

ほむら「ええ……まどかへ。これ読んだらすぐ私の携帯に電話入れろ……ですって」
以下略



646:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/08/24(水) 00:41:24.96 ID:thzKfQxlo
させるか!

全ての要素が、またしても頭の中を駆け巡り、
もう間に合わないかと思いながらも、
反射的に銃口と光を向けた
以下略



647:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/08/24(水) 00:43:34.37 ID:thzKfQxlo


パチリ、とボタンを一つ押すだけで、世界に光が満ちた。

まどか「ほらぁ、もう泣かないの」
以下略



648:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/08/24(水) 00:47:51.54 ID:thzKfQxlo
それはただの叱声ではなかった。
スピーカーモードではないのに、声ははっきりと私にも聞こえてきた。

まどかの父、知久の、聞いたこともないような怒声だった。
私は思わず眉を寄せ、まどかは怯える以前にただ仰天していた。
以下略



649:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/08/24(水) 00:49:47.88 ID:thzKfQxlo


少し時を遡る。

詢子「まどか!! 無事か!?」
以下略



650:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/08/24(水) 00:52:39.75 ID:thzKfQxlo
魔まどか「大丈夫だよ」

詢子「何ともねえ……んだな。アタシのこともちゃんと分かるな?」

――ちがう、あなたたちが心配しなくちゃいけないのは私じゃない。
以下略



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