過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
↓
1-
覧
板
20
823
:
1
[saga]
2012/02/18(土) 22:16:55.01 ID:+2ts+odto
電撃のように飛んだのは、先の警官を襲った、腹を抉る刺突。
不可視の槍は瞬きの間に狭い路地を抜け、棒立ちのほむらを突かんと迫る。
大穴が開いた。しかし、さすがにコンクリートの壁は貫通出来なかった。
前に。
既にほむらは躍り出ていた。不可視の槍など問題にならない3回の瞬間移動が、
猛攻をかいくぐり、彼女をまどかのもとへと導く。素早くその軽い体を抱え上げる。
と、石畳が盛り上がり、みしみしとひび割れが走った。彼女は瞬時に理解する。
地を割って飛び出す槍を危うく回避し、投げ飛ばされてきた車もやり過ごし、
3階建てのビルの屋上まで、一気に距離を取る。
猛攻がやんだ。
周囲を照らしている炎の赤が、真っ黒になった。それだけではない。
視界すべてが、単調なコントラストに塗り替わっていく。地形も位置関係も掻き回す。
それは、今更な結界発生の光景。
距離感も失せていく中で、決して離さないように、ほむらはまどかを抱きしめる腕に力を込めた。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
982Res/646.54 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1301456309/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice