31:北村ニムロ[saga]
2011/04/08(金) 10:56:11.94 ID:T1uKnuCo0
「ふ、不幸だああああああああああああああああああああああああああ!」
その声と同時に
「うわあ!」
「ぶへつ」
横から強い衝撃を受けた。
荷物は落としてしまったが、マユは離さなかった。
これでまーちゃんを落としたらみーくん失格である。
「っつう」
「す、すみません!」
少しよろめきながら体勢を立て直すと、ツンツン頭の高校生ぐらいの少年が
頭を下げていた。
この瞬間何か嫌な予感がした。
「今荷物拾いますんで」
その言葉通り、すぐに僕が落とした荷物を拾い上げる彼に対し、
「てめぇ!その頭の針でまーちゃんが怪我したらどうするつもりだ!?
この野郎」と罵声を浴びせたのは、嘘に決まっているじゃないか。
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