96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りしました[sage saga]
2011/04/17(日) 01:10:18.61 ID:cfQjJEan0
ピタッ、と肌色ソファの上でフレンダが止まった。つられて浜面もその場で立ち止まる。
フレンダ「ムカッとした。……良いわ。結局、浜面は浜面ってことを教えてあげる訳よ!!」
浜面「はん! よーし来いよッ! 大悪党浜面仕上、伝説に残る最大のキックを披露してやる!!」
97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りしました[sage saga]
2011/04/17(日) 01:11:03.65 ID:cfQjJEan0
絹旗「まったく、最近の若いのは自粛というものを知らないんですか」
浜面「……お前よりは年上だっつーの、……横から一発は死ぬって!」
邪魔が入り今回は引き分けとなった。ダメージの差はおかしいが。
98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/04/17(日) 01:11:51.12 ID:cfQjJEan0
浜面「絹旗、お前はさっきからなに観てんだよ? よっぽどのお気に入り品みたいだが」
絹旗「映画です」
浜面「……う、うん。それは分かるんだ……どんな話の映画かなぁー? と訊いたつもりなんだけど」
99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/04/17(日) 01:12:54.42 ID:cfQjJEan0
絹旗「そうそう、雑務係」
浜面「……なんだよ」
絹旗「ビックリした時の声……。超気持ち悪いです」
100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/04/17(日) 01:13:43.55 ID:cfQjJEan0
薬物乱用者を目撃したような気分になったのだけれども、相手がフレンダだという事を前提にもう一度現状を確認すると、これが当然な気がしてならない。
フレンダの手が首に向かって伸びてきて――
浜面(……!? 避けるべきか!?)
101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/04/17(日) 01:14:25.63 ID:cfQjJEan0
黒夜「沸騰してから入れるタイミングを間違えるなよ。どれぐらいがベストか分かっているな?」カタカタ
浜面「おうよ。一回見たからな、大体分かってるさ」
えらく自信満々でキッチンへ足を向ける浜面。
102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/04/17(日) 01:15:12.22 ID:cfQjJEan0
黒夜「……」
絹旗「……」
黒夜「……親子だろ」
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2011/04/17(日) 01:15:59.06 ID:cfQjJEan0
絹旗「手を出したほうが負けなんですよ。一回攻撃されたら、正当防衛で反撃するのが普通でしょう?」
黒夜「店の物が壊れたのはアンタがテーブル投げたからだろォ。私の一撃だけならそのまま静かに飲めたさァ」
絹旗「……黙って受け止めていろと?」
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/04/17(日) 01:17:13.56 ID:cfQjJEan0
ノンビリ構えていた麦野もそろそろ鬱陶しくなってきたのだろう。
ぽけーっと、突っ立っていた浜面に状況の始末を命じた。
愕然とした顔が麦野の視界に映るが特に問題なしとし、手鏡に目を戻す。
105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/04/17(日) 01:17:54.65 ID:cfQjJEan0
麦野「もっとマシな止め方があったでしょ……」
浜面「思いつかなかったんだよ。……骨を折れてないことが奇跡だっちゅーの」
フレンダ「結局、浜面はやられ役な訳よ」
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