過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/05/03(火) 23:02:47.32 ID:L8BkbZIGo
一方通行「……先頭車両から二番目、この車両かァ」

 丁寧に指をさして確認し、大きく片足踏みして、一方通行は自分の立つ車両の天井に穴を開ける。
 その衝撃で、後ろ数十の車両に転がる大小さまざまなレプリロイド達の残骸の一部が線路上に投げ出された。
 
 だがそれに見向きもせず、一方通行は素早く車両内に体を滑り込ませた。
 このミッションの本来の目的、謎のサイバーエルフの正体への興味がそれを大きく上回っていたからだ。
 
一方通行「さァて、鬼が出るか、蛇が出るか……」
 
 一方通行は慎重に車内を見渡した。
 比較的大きな車両だが、貨物のようなものは一切ない。
 その代わり先頭車両とは逆側に、シエルの部屋に置かれていたようなカプセルが一つあった。
 ただこちらは空っぽではなく、中でボール状の光が一つぼんやりと浮かんでいる。
 
一方通行「オマエ、一体何もンだァ……?」

 車両の他端側から、一方通行はゆっくりとカプセルに近づく。
 それにつれて次第に曖昧だった輪郭がはっきりとしていき、小さな人型が――
 
 
ミサカ16012号「あなたはまさか……一方通行ですか?
          と、ミサカは百年間待ち続けた瞬間を現実かどうか確認します」


 ―― どことなく見覚えのある姿が、現れた。


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