過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
1- 20
112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/05/03(火) 23:24:45.70 ID:L8BkbZIGo
 『クソッタレな記憶に辿り着けそうだから』――もし答えを出すとするならば、そんな言葉になるだろう。
 
 幾度となくハルピュイアから、正確にいえばソニックブレードから放たれた『超電磁砲』の能力を受けて、一方通行は考えを改めた。
 自分はこの感覚を感じたことがある、どころの騒ぎではない。
 
 何千、いやひょっとすれば何万とこの能力と向き合ったのではないか。
 そう思うほど、一方通行は超電磁砲の扱いに熟知していた。
 既にそのまともな観測すら必要とせず、一方通行は自在にソニックブレードから放たれる電撃を操ることが出来たのだ。


 では、何故自分はそれほどまでに超電磁砲を知っているのか?

 
 かつて二人が親密な関係だったから?
 いやそれだけはあり得ないと、一方通行はもっとも安直な考えをすぐさま打ち消した。
 そもそも、そんな記憶ならすぐにでも思い出したいものだろう。
 
 これは出来れば思い出したくない、闇に沈んだ記憶だ。
 それを理解しながら、それでもなお答えを探して、一方通行はハルピュイアの攻撃を受け続けていた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
515Res/385.04 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice