過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage saga]
2011/05/03(火) 23:24:45.70 ID:L8BkbZIGo
『クソッタレな記憶に辿り着けそうだから』――もし答えを出すとするならば、そんな言葉になるだろう。
幾度となくハルピュイアから、正確にいえばソニックブレードから放たれた『超電磁砲』の能力を受けて、一方通行は考えを改めた。
自分はこの感覚を感じたことがある、どころの騒ぎではない。
何千、いやひょっとすれば何万とこの能力と向き合ったのではないか。
そう思うほど、一方通行は超電磁砲の扱いに熟知していた。
既にそのまともな観測すら必要とせず、一方通行は自在にソニックブレードから放たれる電撃を操ることが出来たのだ。
では、何故自分はそれほどまでに超電磁砲を知っているのか?
かつて二人が親密な関係だったから?
いやそれだけはあり得ないと、一方通行はもっとも安直な考えをすぐさま打ち消した。
そもそも、そんな記憶ならすぐにでも思い出したいものだろう。
これは出来れば思い出したくない、闇に沈んだ記憶だ。
それを理解しながら、それでもなお答えを探して、一方通行はハルピュイアの攻撃を受け続けていた。
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