過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/05/03(火) 23:25:55.99 ID:L8BkbZIGo
一方通行「ウオラアアァァァッ!!!」

 大げさに叫び、たっぷりと時間をかけてから、一方通行は体にまとわりつく砂鉄の嵐を振り払う。
 
 惜しい。非常に惜しい。
 そう、この応用力の高さこそ電撃使いの真骨頂。
 
 一方通行はここまで、ソニックブレードから放たれた様々な攻撃を観測してきた。
 剣先から放たれる衝撃波、電撃の槍、落雷そのもの、そして砂鉄の嵐。
 
 だが、そのどれもが一方通行の待つ核心には至らない。
 
 このままでは、自分も相手もいたずらに体力を消耗していくばかりだ。
 残念ながら、そろそろ勝負をつけねばならない――

 ―― そう思い、ハルピュイアに向けて一歩踏み出し始めた時。

ハルピュイア「学園都市第三位の異名の由来となった、『超電磁砲』を……お前は知っているか?」

一方通行「……あン?」

 不意に投げかけられた問いに、一方通行は思わず顔を上げた。



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