過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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180: ◆x8SZsmvOx6bP
2011/05/29(日) 19:33:28.43 ID:qUlQrufGo
一方通行「最初はちゃンと刃がついてやがったンだがなァ。
     ここへ帰ったと思ったらそのザマだぜェ」

 口元に手を当て唸るセルヴォに、一方通行は呆れたように言う。

セルヴォ「……とにかく私に少し預からせてくれ。壊れた武器の修理には多少心得がある。
     なにより、伝説のレプリロイドに続いて伝説の武器を扱える機会なんて、そうそうないからね」

一方通行「あァ……それからついでにコイツの解析も頼むぜェ」

セルヴォ「これは……何かのチップのようだね」

 続けて一方通行がとりだしたのは、稲妻のような絵が描かれた小さなチップだった。
 『超電磁砲』を名乗るサイバーエルフとの対話ののち、掌に残されていたものだ。
 
セルヴォ「おそらく装着することで何らかの力を得られるものだと思うが……
     わかった、これの解析も取り急ぎ行おう」

 ところで、と言いながらセルヴォは体を横に傾けて、前に立つ一方通行の奥を覗き込む。

セルヴォ「今日は他に何か用事があったんじゃないのかね?」

アルエット「……ぶー」

 そこでは、先ほどからまったくの蚊帳の外にされてしまったアルエットが、頬を膨らませ睨んでいた。


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