過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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382: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2012/01/06(金) 23:48:48.49 ID:iCz+yrRBo
レヴィアタン「まず一つ」

 だがその攻撃をものともしないかのように、レヴィアタンは涼しい顔で体を揺らし、するりと上へと抜ける。
 そして一方通行と瓦礫ひとつ分距離を置いて、あざけるような視線はそのままに、宙に静止した。

レヴィアタン「あなたは水中での戦いに慣れていない」

一方通行「……チッ」

 不意に図星を突かれ、一方通行は決まりの悪そうにレヴィアタンをにらみつける。
 こちらの弱みはなるべくながら敵に見せたくはなかったのだが、予想外に彼女との遭遇が早すぎたと、
彼は事前に水中演習を行わなかったことを少し後悔した。
 
 しかし――それがどうしたというのだろうか、と一方通行も嘲るように両の腕を腰に当てる。 

一方通行「はン、オマエの言う弱点ってのはそれだけかァ?
      確かにここじゃなにかと動き辛ェが、
      俺は別に何もしなくてもオマエに負けることなンてありえねェンだがなァ」

 そう、彼に反射の能力があれば、レヴィアタンの攻撃も通ることはない。
 その絶対的な事実が存在しているからこそ、彼の敵は彼の敵足りえない。
 多少の例外はあったにしても、だ。




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