過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/04/09(土) 23:56:29.28 ID:VvKr18PPo
アステファルコン「貴様には不可能だということだ、身の程知らずめ……
        まずは貴様から始末してやる!!」
 
 アステファルコンが巨大な翼状の右腕をつきだすと、同時に腕は肩口から二股に分かれる。
 充電完了を知らせる火花の音がバチリバチリと二股の間で鳴り、幾本もの電撃の矢が真っ直ぐ放たれた。
 しかしそれを確認しても一方通行にはまったくひるむ様子はない。
 むしろうれしそうな表情さえ浮かべながら、一方通行は接近のスピードを速めていく。

 一方通行が跳躍の頂点に達したとき、電撃の矢はいずれも一方通行の体に正確に着弾し――

 ――正確に元の場所、すなわちアステファルコンの腕を射抜いた。

アステファルコン「なっ……!?」

一方通行「どォした? ……鳥野郎ォ!!」

 アステファルコンが反射に驚いている間に懐に入り込んだ一方通行はその勢いで腹部を殴りつける。
 二倍に増幅された威力で、アステファルコンの体は壁際まで吹き飛ばされた。

一方通行「あらァ? 見た目と違ってずいぶン軽いンだなァ。
       流石は未来の技術ってとこかァ!?」

アステファルコン「……くっ!!
        うららららららぁっ!!!」

 アステファルコンが壁に飛びつき、斜め上から今度は左腕で電撃の矢を乱射する。
 しかし、どれも一方通行の反射によって成果を上げることなくそのまま攻撃者に牙を剥くことになる。
 結果的にアステファルコンの両腕はボロボロになり、傍目にも使い物になるとはとても思えないものとなった。
 体のバランスを失い、アステファルコンはそのまま地面に落下した。


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