過去ログ - 「――最悪の魔女の手下、その役割は救済」
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25:>>1[saga]
2011/04/09(土) 14:27:37.80 ID:cxN7JW7+0

ガゴォン!!という音と共に、床が抜け、その穴から小動物が落ちる。
チ、と舌打ちをしながら遅れて自らも穴に没する。

とん、と地面に降り立ち、顔を上げる。

「―――あ、」

思わず、声を上げてしまう。
そこに居たのは、
何よりも憎々しい小動物を抱き上げているのは。

自分が助けると誓った少女、鹿目まどかだった。

「……そいつから、離れて」

コツ、コツと靴音を響かせ、近付きながら呼びかける。
もしかしたら、初対面の小動物よりは、少しは話したことのある、
クラスメイトを信用してくれるかもしれない、という期待を少しだけ抱きながら。

だが、世界はそれほど優しくはない。

「ほむらちゃん……ダメだよこんなことッ!」



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