過去ログ - 魔法少女まどか☆イチロー
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5: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/04/09(土) 20:08:29.37 ID:y4wKISZKo
《助けて、まどか――》

 今度は確実に聞えた。しかも自分の名前を呼んでいる。

 まどかは周囲を見回した。

 誰もこちらを気にした様子はない。しかし声は確実に聞えるのだ。

「誰? どこにいるの?」

 まどかはその声に誘われるように、その場から走りだした。

「あ、まどか。どこに行くんだよ」

 さやかの声を他所に、まどかは動き出した。
 ショッピングモールには、現在改装中で立ち入り禁止の区域がある。
 薄暗いその空間にまどかは足を踏み入れた。

《助けて――》

 その声とともに、天井から何かが落ちてくる。

「あっ!」まどかは驚きの声を出してしまった。

「ううう……」

「あなたはあの時の猫さん?」

「ね、猫ではないけど……」

 猫のような大きさの、白い色をした生物。大きな尻尾と、耳の中から垂れている長い毛のようなもの。

 そして丸く赤い瞳。

 夢の中で見た、あの生物だ。

「大丈夫?」

《ううう……》

「酷い傷……」

 その白い生物はボロボロで傷だらけであった。交通事故にでもあったのか。

「そいつから離れなさい、鹿目まどか」

 再び聞き覚えのある声が無人のフロアに響く。薄暗いから声がよく通る。

「ほむら……ちゃん?」

 声の主は、転校してきたばかりの暁美ほむらであった。しかし暗くてよく見えないけれど、
彼女の格好は学校の制服とは違い、やや灰色がかった妙な服装で、腕にはなぜか、
円盤状の楯ののようなものを付けていた。


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