31:アスカ「私なりの愛ってやつよ」
2011/04/13(水) 23:51:08.85 ID:nYXsbXrS0
続々と集まる関係者たちの手から持ち前の逃げ足の速さで辛くも逃れつつも、ついにアスカは芦ノ湖へ
追い詰められ、行き場を失って欄干へ飛び乗った。
その挙げ句、彼女は欄干から湖に落ちて骨折した。
○
気になるのは二号機の暴走事故の事だ。
なにより不可解なのは、あんなに怠惰な性格のアスカが、何故あれほど精力的に活動し
NERV掌握を目論んだのかという、動機の部分だ。
ここからは僕の推測になる。
僕は初号機に取り込まれ、母に出会った。
これにより、ヱヴァという乗り物には、人間の魂が宿っている事になる。
そこで問題になるのは、二号機や零号機にも、同じように魂が宿っているのではないかということだ。
アスカの母親も、僕の母と同じように、ヱヴァ起動実験中の事故で死んだと聞いた事がある。
アスカは、ドイツ支部に所属していた頃に、その事実に気付いたのかもしれない。
そして日本へ異動となってから、自ら二号機に取り込まれるチャンスを待っていたのではないだろうか?
アスカはパイロットの仕事を掛け持ちしてでも、<技術開発部>への異動を希望していた。
研究資料を持ち出すなんて危険な行為にもためらいは無かった。
これも二号機へ取り込まれる可能性を少しでも高めることが目的だとしたら、辻褄が合う。
アスカはあの日、<技術開発部>の人間を使って、二号機の軌道実験をわざと失敗させたんだろう。
二号機暴走は、彼女にとっての規定事項だったんだ。
そんな事を企んでいるなんておくびにも出さずに、悪戯をして回って、道化を演じるアスカ。
最後にはNERV職員全員を敵に回してまで、不敵に立ちまわったアスカ。
全ては、母に逢うため。
彼女は言っていたっけ。
「私なりの愛ってやつよ」
あれは僕にじゃなく、僕の後ろに見え隠れする、母に対して言った言葉だったんだ。
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