14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/04/21(木) 23:11:00.09 ID:RWLsOBnAO
和「ここまでの手品は全て理解したわ。今まで通り上手くいくとは思わない事ね」
和は桜花の刀身を指でなぞる。
指が通った部分は砂埃が綺麗に取れ、妖しい輝きを取り戻した。
紬「…………」
肌を刺すような空気に、紬は自ずと脇を絞る。
紬を含む真鍋 和をよく知る人間は駆け引きに置けるブラフを得意とする人間と聞いて真っ先に彼女を連想する。
恵まれた才覚、神域に到達している剣術。時には鬼にもなれる冷酷さ。
そのどれにも依存せず、常に戦場を自分だけのキリングフィールドたらしめる狡猾さを彼女は持っていた。
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