過去ログ - さやか「さやかちゃんイージーモード」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage ]
2011/04/17(日) 16:54:01.94 ID:CxPl+XYro
 ―ある日、バイトから帰ってくると、恭介の様子がおかしくなっていた。彼は天井を見て、よだれを垂らしながらなにやら呟いていた。

『大きな星が、点いたり消えたりしている…アハハハ…大きい!
彗星かな?いや違う、違うな…彗星はもっと、バァーって、動くもんな!』

以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage ]
2011/04/17(日) 16:55:46.64 ID:CxPl+XYro
 恭介は体を痙攣させながら三日間眠り続け、起きた後クスリを捨てたさやかを責めた後殴りつけた。
 恭介に殴られたのはこの時が初めてだった。そして翌日恭介はまた同じクスリを買ってきた。

 今度は少しずつ飲むように言われたらしく、恭介は一日6錠までだよ、そう言って笑い、クスリが効いている分には平和な生活が戻ってきた。
  
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/04/17(日) 17:20:59.00 ID:MHj4gwI60
マミリーマート!?


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage ]
2011/04/17(日) 17:40:42.56 ID:CxPl+XYro
「美樹さん、遅かったじゃない」

 バイト先の頼れる先輩、巴マミに叱責されて、さやかはすみません、マミさん。と、力なく項垂れて謝罪した。

 最悪のスタートだ。普段は遅刻しても、マミはあまり部下を叱りつける方ではない。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage ]
2011/04/17(日) 17:41:26.11 ID:CxPl+XYro
「すみません。私のせいで…」

「美樹さやかの勤務態度は、いつもこんな風なのかい?」

 マミが、いいえ…と言いかけたとき、さやかは割りこむように、
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage ]
2011/04/17(日) 17:42:18.27 ID:CxPl+XYro
「この街に来るのは、これで二度目か…三度目は無いと思わなきゃな」

 杏子は、越してきたばかりのアパートの一室に座り込んで見滝原の地図を広げ、ポテトチップスを食いながらそれに見入っていた。

「立地条件としては、第一にここ、そしてここ…後はここだな。後は現地偵察するしかねえか」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage ]
2011/04/17(日) 17:44:30.01 ID:CxPl+XYro
 アパートを出ると、地図を頼りに、予め決めておいた三つのポイントを偵察しようと思って、杏子は歩き出した。

 杏子の父は宗教団体の宗祖をやっている。
 教会から分派した頃はかなり苦労したが、そんな中でも、父は人助け(救済)をやめなかった。

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage ]
2011/04/17(日) 17:45:57.51 ID:CxPl+XYro
「おや、君は…」

 まずは敵情視察と、マミリーマート見滝原店に到着した杏子は、駐車場で背広を着た色白の、感情のない男に出くわした。

 久兵衛である。
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage ]
2011/04/17(日) 17:46:33.03 ID:CxPl+XYro
「いらっしゃいませ」

 入店のメロディーと共に、杏子を迎えてくれた声の主を見て、杏子は驚きを隠せなかった。

 そして何故か胸が高鳴ってくるのを感じる。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage ]
2011/04/17(日) 17:47:39.58 ID:CxPl+XYro
「あっ…えっと…ゴメンな…何でも無いんだよ…ハハ…」

 杏子は考えていた。隣の部屋には、美樹さやかと、上条恭介ってのが住んでいて、あの部屋からは男女が交わる声がはっきりと聞こえていた。
 だけど美樹さやかは、あの時あたしとぶつかった後ここに向かったわけで、それからずっとここで働いていたんだろう。
 じゃあ、あの部屋にいたセックス女は一体…?
以下略



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