51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/04/21(木) 16:45:51.44 ID:tGrQ2dEfo
マミの目は冷たく、少女はこんな彼女を見たことはなかったが、何故か不自然さを感じることは出来なかった。
「もしかして、今さら人を辞めるのが怖いの?
不可思議な力で、人智を超えた願い事を祈って、自分が人間のまま、死ねるとでも思ったの?」
冷酷な言葉は彼女のソウルジェムをより濁らせ、信頼した人の裏切りは絶望を蘇らせる。
「それは過度な願いだわ。
きちんと、キュゥべえの為に死んでもらわないと、私も勧誘した甲斐がないのよ」
そういって、気持ち悪いほどの笑顔を見せながら首もとの小動物を撫でる様は、少女の心を破壊するには十分だった。
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