過去ログ - 助手「私ってもしかしていらない子ですか?」
1- 20
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)
2011/04/18(月) 05:02:42.41 ID:k0Glf3bq0

助手「こ、これからですか?」


使い魔「ああ。実を言うと、俺たちも今まで少し忙しくてな。お前にかまってる時間がなかったのさ。
    研究のベースになる魔導式を急いで組まないといかんかったからな」


助手「えっと、何ででしょう?急ぐ必要があったんですか?」


使い魔『ここまでくれば大丈夫だろ。あとはお前がなんとかしろ』


魔導士『うん。助かった』


魔導士「それは俺から説明しよう。」


短い交信でバトンタッチを済ますと、使い魔は小さくやれやれ、と呟いて窓から出て行く。
使い魔の動きを目で追いながら、魔導士が言う。


魔導士「なるべく早く成果を出さないといけなかったんだよ。
    明日の発表でこの研究をアピールして、研究費や人員、設備、その他もろもろを手に入れる為にな」


助手「え?それって普通に下さいって言ってもらえないものなんですか?」


魔導士「それが、なかなかそうはいかないんだよなー。優秀な人間や研究費は、みーんなお偉方の方に流れていくんだよ。
    特に俺は今年研究過程に進んだばかりだからな。コネなんて何もない」


助手「なるほど。ところで、なんかさっき行き詰ったとかって言ってませんでしたっけ?大丈夫なんですか?」


魔導士「ただ研究の経過を発表するだけだからな、それっぽいものがあれば問題ない。
    それに、今回は副産物を用意してるしね」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
440Res/328.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice