138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/07/05(火) 22:01:29.91 ID:dvpy/Kvx0
梓「でも、そんなこと言ったって律先輩が澪先輩に殺されそうになったっていう事実から考えるなら……」
確かに警察に言ったほうがいいはずだ。
唯「あれれ?」
不意に唯が場違いな声をあげた。
携帯電話を眺めて、唯は首を傾げた。
憂「どうしたの、お姉ちゃん?」
唯「それが……電話の電源が落ちちゃったみたい」
唯の顔が泣きそうになる。
唯が憂に見せた携帯電話の画面は真っ暗になっていて、なにも表示されていない。
これでは未来日記が使えない。
律「今はケータイなんてどうでもいいだろ」
律が吐き捨てるように言った。
その時だった。
「ここにいたんだな、律」
凛とした声が風に乗って、唯たちの耳に届いた・
神社の階段を暗い陰が足音ともにゆっくりとのぼってくる。
「もう逃がさないよ」
唯たちの目の前に現れたのは、秋山澪――彼女以外の誰でもなかった。
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