185:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]
2011/07/30(土) 22:40:03.17 ID:kH1l30Txo
まさか…そのポジションか
186:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/30(土) 22:43:40.59 ID:HTCPmtRM0
梓「簡単な話ですよ、こんなの小学生、いや、保育園児でもわかっちゃいますよ」
澪「どういう意味だ?」
梓「簡単な話です。
187:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/30(土) 22:46:50.65 ID:HTCPmtRM0
すっかり未来日記の予知によって油断した澪は、自分によって変化した未来が鳴らすノイズに気づけなかった。
自分でコインの裏表を変化させたと告白していたという事実に。
梓が言った。
少しだけ得意げに鼻孔を膨らませて。
188:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/30(土) 22:56:37.21 ID:HTCPmtRM0
憂「……一回目のゲーム。勝ったのはこちらです。
お姉ちゃんか、日記のどちらかを渡してください」
澪「なら、唯だ」
189:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/30(土) 23:23:50.89 ID:HTCPmtRM0
澪「ゲーム続行だ。まだ、ゲームは終わってないからな」
憂「ええ」
190:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/30(土) 23:33:45.24 ID:HTCPmtRM0
せめて唯の日記を無効化できれば……そこまで考えたときだった。
脳裏にひらめくものがあった。
唯の日記を無効かする方法が、簡単に未来日記を使えなくしてしまう方法があった。
憂「コイントスをします」
191:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/30(土) 23:42:32.07 ID:HTCPmtRM0
憂「どうぞ。澪さんの答えを言ってください」
唯「う、憂、大丈夫なの?」
憂「梓ちゃん、お姉ちゃんの耳を塞いで」
192:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/31(日) 00:05:20.42 ID:3Wus9MuA0
憂の手のひらが開いていく光景が異様にゆっくり見えたのは、はたして錯覚なのだろうか。
彼女の手中にあったコインは表を向いて鈍い光を放っていた。
澪は最初、それがなにかを理解できなかった。いや、コインが表であるこてゃ理解はできたがそれがどうして表を向いているのかわからなかった。
なんで、という自分の声が遠くから聞こえてくるようだった。
193:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/31(日) 00:33:57.02 ID:3Wus9MuA0
あまりにわざとらしい叫び方だったが、唯はそれを信じてしまったらしい。
唯は慌てふためいた。
唯「どどどどどど、どうするの!? わ、わたしたち負けっちゃったの!?」
194:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/31(日) 00:43:49.44 ID:3Wus9MuA0
憂「お姉ちゃんの認識したことが日記に反映される。
それは行ってしまえば誤情報さえ、お姉ちゃんがそうだと認識したら正常な情報として日記に書かれてしまう。
今回のように」
澪「どういうことだ?」
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