過去ログ - まどか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇
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82
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)
[sage]
2011/05/03(火) 23:23:28.19 ID:wijpnQKYo
タイトル出してくれてるんだからggrばわかるだろ
83
:
◆ySV3bQLdI.
[sage]
2011/05/07(土) 17:42:44.97 ID:8H2Tz/2Bo
上で土曜と言いましたが、日を跨いだ深夜になるかもしれません
ともかく朝までにはキリのいいところまで少々
84
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2011/05/07(土) 18:01:52.35 ID:ARhAENBIO
>>83
把握した待ってます
85
:
◆ySV3bQLdI.
[saga]
2011/05/08(日) 00:14:34.59 ID:SvJd1x2Vo
マミはアスファルトを蹴り、垣間見えた何かに手を伸ばした。が、
「おっと。ちょっと待った」
けたたましいクラクションに紛れた声と共に、唐突に引き離された。
以下略
86
:
◆ySV3bQLdI.
[saga]
2011/05/08(日) 00:17:40.37 ID:SvJd1x2Vo
仕方がない。取りあえず軽く礼だけ言って、さっさ走り去ろう。
その為にも、どういうわけかまだ握っている手首を放してもらわなければ。
「あの、もう大丈夫ですから放してくださいっ」
以下略
87
:
◆ySV3bQLdI.
[saga]
2011/05/08(日) 00:19:49.89 ID:SvJd1x2Vo
「前、見てみなって」
「あ……」
以下略
88
:
◆ySV3bQLdI.
[saga]
2011/05/08(日) 00:22:41.97 ID:SvJd1x2Vo
男はまだマミの手を握っていた。マミに合わせてしゃがみ込んでまで。
ただし強く捕まえるのではなく、抜けようと思えばいつでも抜けられる優しい握り方。
しかし何も言わない。大丈夫かと声を掛けることもしなければ、背中を摩るでもない。
ただ、そこにいて、ただ、手を握っていた。
以下略
89
:
◆ySV3bQLdI.
[saga]
2011/05/08(日) 00:24:39.60 ID:SvJd1x2Vo
「それじゃお礼って言っちゃなんだけど、ちょっと頼みたいんだ」
「……はい?」
以下略
90
:
◆ySV3bQLdI.
[saga]
2011/05/08(日) 00:26:17.47 ID:SvJd1x2Vo
が、声を荒げてから気付く。これでは背伸びした子供だと自己アピールしているも同然ではないか。
男はやはり薄く貼り付けた微笑を崩さない。からかわれたのだと悔しくなるが、怒っては駄目だと、なんとか踏み止まった。
男は胸を押さえて深呼吸するマミを面白そうに見ていたが、やがてその顔から薄っぺらい微笑が消え失せる。
以下略
91
:
◆ySV3bQLdI.
[saga]
2011/05/08(日) 00:29:38.04 ID:SvJd1x2Vo
暫し沈黙が続き、息苦しさと居心地の悪さをマミが味わっていると、やがて男が破顔した。
ピンと張り詰めた空気が弛緩すると同時に、マミは大きく息を吐いた。
実際は数秒程度だっただろうが、体感はもっと長かった。
以下略
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