406:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/15(水) 20:44:27.91 ID:yc5PP3FDO
あの学園都市が誇る超能力者第二位が逃げる事を決意した
理由は簡単、まだ死ねないから
彼を知る者達からすれば信じられないことだろう
407:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/15(水) 20:45:14.31 ID:yc5PP3FDO
少年 「アンタ、実は今能力がうまく使えないんじゃないのか?」
垣根 (おいおい、もう気付かれたのかよ)
図星をつかれ僅かに動揺するも、それを決して表に出さずに余裕の表情を浮かべる
408:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/15(水) 20:45:47.55 ID:yc5PP3FDO
火の津波が押し寄せた後の通路には焦げ臭い匂いが漂う
409:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(河口湖)[sage]
2011/06/15(水) 20:46:50.45 ID:9ZoyQAQ00
どっかのUGさんはハッタリで化け物相手に時間を稼いだからここでかんばらないと主役の名がすたるぞ
410:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/15(水) 20:47:05.27 ID:yc5PP3FDO
垣根 「…こりゃマジでヤバイな」
危なかった……
間一髪能力が発動し、消えるまでの間に壁を突き破って逃れることが出来た
411:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/15(水) 20:48:28.43 ID:yc5PP3FDO
表通りに出れば、向こうも迂闊に手は出せない筈……
彼の最優先事項は生き延びる事
その為には何とかあの2人から逃げ切らなければならない
412:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/15(水) 20:49:00.41 ID:yc5PP3FDO
あくまで余裕さを見せる垣根に少女は少し苛立つ
少女 「知ってるのよ、あなたは今まともに戦えないことは」
垣根 「確かに、女が相手だとまともに戦える訳ねえよな?」
413:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/15(水) 20:49:43.27 ID:yc5PP3FDO
2人は垣根への復讐のみを考えて生きてきた
その意味では、垣根帝督の存在は2人にとっての生きる希望なのかもしれない
「――そしてこの間、街を歩くアンタを見掛けた」
414:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/15(水) 20:50:50.69 ID:yc5PP3FDO
垣根 「……」
垣根は火と電撃の嵐を潜り抜けながら考える
垣根 (その気はなかったにしても、コイツらをこんなにしたのは俺だ)
415:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/15(水) 20:52:02.66 ID:yc5PP3FDO
以上です
消えた瞬間は心が折れかけました
つぎは金曜日か土曜日で
1002Res/406.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。