過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
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901:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2011/11/12(土) 03:04:28.06 ID:6dcCFJHAO
グラハム「っぐぅ……!」

しかし、機体も違えば状況も違う
GN―Xは身を翻し、押してくるイナクトをかわした
ビルに激突するイナクト、瓦礫が辺りに散乱する
ナイフが刺さったままでもセンサーは生きているのか、迷いの無い動きだった

『!』

グラハム「まだまだァァァァァァァァァァァァッ!!」

それでもグラハムは、追撃を決して止めなかった
かわされた時の反動で左肩がスパークし、腕が上がらない
それを右手で無理やり掴み、ディフェンスロッドを動かして前に進む

迎撃の為に放たれた粒子ビームがロッドを削り、装甲を抉り、遂には左腕をも吹き飛ばす
それでもイナクトは止まらない
止められないのだ

ヒクサー「…………」

足が地を蹴り、力一杯踏み込まれたブーストが白いボディを押し上げる
跳躍、ビームライフルの弾道を飛び越え、地面と平行にGN―Xへ飛びかかる

グラハム「ッッ!!」

マリーダは確信した
彼が狙うとすれば、場所は一つ
突き刺さったままのソニックナイフだ
微塵の迷いも無い、渾身の一撃
逃げるのもほどほどに、見惚れてしまった


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