過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
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903:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2011/11/12(土) 03:08:51.45 ID:6dcCFJHAO
グラハム(彼女の危機を感じ取った瞬間……)

グラハム(頭に血が上って特攻したなどと言ったら、また部隊の者に笑われるな)

血に濡れる唇を袖口で拭い、機体を動かす
左腕部脱落 頭部センサー損傷 右膝関節に異常発生
イナクトは無茶が祟り、満身創痍の状態にあった

グラハム「……GN―Xは最初から散開してスイールを襲っていた」

『ん?』

グラハム「出所が同じと仮定すれば各パイロットは面識があり、ある程度以上の通信も可能な状況にあるはずだ」

グラハム「先ほど追っていた機体は逃げおおせ、かつここには身動き取れない一機……次の動きなど、予測するに足らん」

グラハム「他の防衛隊を集結させろ……来るぞ」

足元を小画面で確認する
三人の安否、そしてマリーダ・クルスの無事が確認された
すぐにその場を離れるよう、残った右腕で合図を送る
恐らく彼等も次の展開が読めているのだろう、即座に行動へと移ってくれた
ただ一人を除いて、だが

グラハム「そんな顔をするなよ……美人が台無しだ」

自嘲気味に笑い小画面を切る
軽く咳き込めば、飛沫に変わった血がモニターを汚した
レーダーに感
数は2、足元のそれと同型のGN―X

やはり、援軍に来たか
残った武装は右腕に握るブレイドライフルのみ
ガンダムタイプを相手にするには、あまりにも心もとない装備だった


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