815:名無しNIPPER[saga]
2015/08/16(日) 23:04:12.96 ID:hwBgjRWz0
青竜「ぐ……ごばぁっ」ゲホッ
黒竜「……」
青竜「……黒竜、やはり気持ちは変わらないか」
黒竜「無論だ」
青竜「さっき、お前は、俺が人間を甘く見ていると言ったな」
青竜「それはお前の方だ」
青竜「人間は、いずれ種の壁を越えた怪物になる」
青竜「そうなる前に……俺達が支配しなければ……」
黒竜「関係ない。人族と竜族の道はもはや違うのだ」
黒竜「人族が平和に反映しても、竜族は滅びの道を行く」
黒竜「人族が怪物になり戦乱の世になっても、竜族は滅びの道を行く」
黒竜「人族の問題は、願わくば人族自身に託したい」
青竜「……ふ」
青竜「」
黒竜「……終わりだ。魔法師、拘束を解いて良い」
魔法師「うん」
騎士「結局、何を伝えたかったのだ?」
黒竜「どうだろうな」
調査兵「倒したは良いが、このでかい死骸はこちらで?」
黒竜「問題ない。青竜は責任を持ってこちらで埋葬する」
調査兵「そうですか。では処理は任せましょう」
騎士「では、私達は街と竜の国に報告にいこうか」
勇者「そうだな」
調査兵「いえ、その辺はこちらでやっておきます。お二方は助っ人ですので、ここで終了です」
勇者「そうか。助かります」
調査兵「我々としてもここまで迅速に対処できたことは助かりました。流石です」
調査兵「ここまで大事にしてくれなくても良かったんだけど」ボソッ
騎士「……それでは、どうするか」
黒竜「では、一度あの廃村まで同行して貰えないか。雀竜と蠅竜にも経緯を話しておきたい」
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