過去ログ - 神裂「鋼盾―――鋼の盾ですか、よい真名です」
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893: ◆FzAyW.Rdbg[saga]
2011/08/02(火) 20:33:17.75 ID:DzGDM9X2o


 女子中学生とのお茶会、青ピの怒りを買うこと疑いないこんなシチュエーション。

 自分のような人間がいてもよい場所とは思えないが、それでも楽しい雰囲気に鋼盾の心も弾んだ。

 美琴の登場で結局有耶無耶になっているが、風紀委員を勧められたこともびっくりだった。


(風紀委員、か)


 腕に腕章を巻き、さっそうと現場に駆けつける……そんな己の姿を想像しようとして、失敗する。

 初春や黒子はああ言ってくれたが、イマイチ納得がいかないのが正直なところであった。

 ただ、多分に過大評価であろうと、褒められたことは純粋に嬉しい。

 
 だが、鋼盾にはもうひとつやらなくてはならないことが残っている。

 いつまでもお茶と雑談に興じているわけにもいかない。


 ふと会話が途切れ、各々が紅茶に手を伸ばしたその空隙に、鋼盾は言葉を挟み込む。


「白井さん、初春さん……僕が今日ここに来た理由は、もうひとつあるんだ。
 さっき話にも出た、佐天さんの事で、お願いがある」





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