5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/05/01(日) 13:42:32.73 ID:BZrOIZkM0
「はい、どうぞ」
湯気の立つ、淹れたての紅茶を差し出す。
澪ちゃんはこの紅茶が一番好きなんだよね?
「ありがとう」
受け取って、カップに口をつける澪ちゃん。
一口飲んでから、小さく息を吐くその顔はとても幸せそうで、綺麗。
綺麗な表情を見る度に、思う。
りっちゃんみたいに、大人びた貴女を少女のような恥じらう姿に変えてみたい。
凛々しく涼しげな瞳に、いたずらをして涙を浮かばせてみたい。
こんな事を思ってしまう私は、おかしいのかな
「む、ムギ…どうした?私の事そんなに見つめて…」
澪ちゃんの言葉ではっと我に返る。
だって、しょうがないじゃない…澪ちゃんが可愛いんだもん。
「ふふっ、なんでもないわ」
そんなこと、恥ずかしくて言えないから。
小さく笑って嘘をついた。
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