過去ログ - 人を救った偽善者と人を殺した正義の味方
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◆TyXhq8/md2
[sage saga]
2011/05/02(月) 18:06:28.59 ID:NvD2XyXg0
ヘイコウセカイ?と頭を傾げる俺。
それに対し、インデックスはとても驚いた顔をしている。
「『平行世界』って言うのは、この世に存在するあらゆる可能性から枝分かれした世界。
例えば、ここで俺が右腕を前に出す。今俺は右腕を挙げているが、それとは別に
『左腕を挙げた未来』『両腕を挙げた未来』『どちらも挙げなかった未来』『そもそも俺がここにいない未来』
…と言う様に、数多の未来が平行して存在する。この未来が『平行世界』って呼ばれるものだ」
必死に理解しようと頭に叩き込む。なんか授業を受けている気分だ。
「で、今回行く冬木って地だが…、恐らく今言ったような些細な違いじゃない。
俺たちの世界とは根本から違う、言っちゃ悪いが言わば異世界みたいなところだ」
異世界、という言葉に身が締まる。今まで散々振り回されてきたが、初めての経験だ。
「そこでの俺たちの目的は、観測。つまり、異世界異文化を体験してこいってことだにゃー!」
…こいつ、真面目になったと思えばいつも通りに戻りやがる。忙しいやつだ。
見れば、ステイルも神裂も呆れている。説明役はあくまで土御門らしく、口には出さないが。
「第二に、ステイルと神裂が居る理由だが、
これはぶっちゃけ戦闘になるかもしれないってことで、俺が独断でイギリス清教から呼んだって訳だぜい」
なるほど、それなら納得である。こいつらなら見知った顔だし、心配ないだろう。
最後に、と付け足す土御門。
「手袋、持ってきたかにゃー、上やん?」
「ああ、一緒に入ってたから持ってきたけど、何だこれ?」
奥を見透かせるほど薄いのに、いくら引っ張っても破れず形も変わらない。
喩えるなら手術用の手袋みたいのもので、それが片手分だけ。
「それ、あっちで緊急のとき以外はつけててもらうぜよ」
???頭が?だらけになる。
「その右手で何でもかんでもぶち壊されたらたまらんからにゃー」
「…お前、俺のこと馬鹿にしてるだろ」
「学園都市製のトンデモ手袋だから、肌触りは最高。そのままで風呂も、寝るのもOKだにゃー」
聞き流された。話し聞いてねぇなこいつ。と、そんな俺達を見兼ねて、
「説明も終わりましたし、そろそろ出発しましょう。いくら待たせてもいいとは言え、限度があります」
神裂の至極真っ当な意見が炸裂。まぁ全面的に賛成だけど。
俺は、よし、と呟き、
「じゃあ、行くか」
手袋をはめつつ、皆に声を掛けた。
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