755:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:42:15.85 ID:qWjAzS6io
ほむら「……そう」
QB「……そうさ」
756:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:43:59.90 ID:qWjAzS6io
◆
757:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:45:13.38 ID:qWjAzS6io
ほむら「お別れは済んだ?」
QB「とっくに」
758:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:46:19.23 ID:qWjAzS6io
ほむら「あなた……」
QB「……。なんだい?」
759:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:47:32.87 ID:qWjAzS6io
しばしの沈黙が流れた。
太陽は完全にその姿を現していた。
朝日が彼女を髪の毛を照らし、記憶の中と同じ綺麗な金色に染め上げていた。
760:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:48:38.68 ID:qWjAzS6io
QB「あれは……マミと出会って、三年が過ぎたころだ。雨の日だった」
QB「僕はマミと一つの約束をしたんだ」
761:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:50:26.52 ID:qWjAzS6io
QB「マミの最後の言葉は聞いた。だけど、僕からは贈れなかった」
QB「約束した、その時点で、何を言うかは決めていたんだ」
762:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:51:40.55 ID:qWjAzS6io
……なるほど。
そう思った。
私には、見当がついた。
763:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:53:06.74 ID:qWjAzS6io
QB「……。だから、仕方なく別のことを言ったんだ。マミが最も喜ぶであろう言葉をね」
ほむら「……」
764:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:54:10.90 ID:qWjAzS6io
QB「……。それにしても、よくわかったね」
ほむら「長い付き合いだもの。あなたとも、彼女とも」
765:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:56:15.60 ID:qWjAzS6io
318年。
一口に言ってしまえば簡単だが、実際、人にとってそれは途方もない長さだ。
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