過去ログ - マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
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766:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:57:25.16 ID:qWjAzS6io

   二年。
   たった二年だ。

   この街から人が消えたという、ただそれだけのことが、
以下略



767:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:58:25.99 ID:qWjAzS6io

ほむら「……」

QB「まぁ、その記録も、すぐに君が追い越してしまうんだろうね」

以下略



768:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:59:40.54 ID:qWjAzS6io

   手にした棒きれの先端に火を点け、祭壇の隙間に挿し入れる。
   小さな火種は瞬く間に燃え上がり、彼女の身体を包み込む炎となった。

QB「……」
以下略



769:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 22:00:38.81 ID:qWjAzS6io

QB「君が会いたがっている、神さまになったという少女のことだけど」

ほむら「まどかが、なに?」

以下略



770:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 22:02:00.62 ID:qWjAzS6io

QB「――!?」

   ぽつりとつぶやいた私の声に、彼が勢いよく振り返る。
   相変わらずの固定された無表情だけど、なんとなく驚いている様子がわかった。
以下略



771:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 22:03:05.09 ID:qWjAzS6io

QB「……」

QB「そうだね。他ならぬ、君とマミの言葉だ。有力な仮説として考慮に入れさせてもらうよ」

以下略



772:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 22:04:11.53 ID:qWjAzS6io

ほむら「フン……」

   思わず、鼻を鳴らす。
   気軽に言ってくれたものだ。
以下略



773:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 22:05:11.21 ID:qWjAzS6io

   どんな顔で言ったのか、見てやろうと思って振り返る。
   そんな私の目の前を、彼は、

   ひょい、と。
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774:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 22:06:23.07 ID:qWjAzS6io

   火。

   そうだ。
   火を――火を消さなければ。
以下略



775:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 22:07:13.76 ID:qWjAzS6io



   炎は、想定通り10分ほどで燃え尽きた。

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776:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 22:08:14.20 ID:qWjAzS6io



   ◆

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