106:VIPにかわりましてBENPERがお送りします[sage saga]
2011/05/14(土) 21:45:14.07 ID:1qT6H13Fo
マミ「………………弱い子」
さやか「へ?」
マミ「な、なんでもないわ。さあ、帰りましょう」
マミ『弱い子。そうね……私、ベテランなんて言われてるけど。ギリギリの戦いも多かったものね。
キュゥべえは判ってるのよね。そうよ、私のリボンより、……恭介くんのヴァイオリンのほうが』
恭子『あの銃、やっぱりリボンだったんですか』
マミ『ええ、そう。魔法少女に専念しようと思って退部しちゃったけど、私、前は新体操部だったの。
リボンには……、小さい頃から、憧れててね』
恭子『知っています。マミさんの事、ちょっと調べさせてもらいました。県の大会にも出たって、新聞に』
マミ『私も、知っているわ。私の事聞かれたって、クラスの子が言ってた。あなたけっこう有名人なんだから!
……私は大会に出ただけで終わっちゃったけど、あなたは現役の「天才」なんだから……』
恭子『どうしてリボンを銃に?』
マミ『最初はリボンを振り回して、必死に戦っていたわ。
でも、リボンはキレイで憧れてたけど……キレイなだけじゃ、ダメでしょう』
恭子『強くならなきゃ、ダメでしたか』
マミ『魔法少女となって街を守るためには、強くなくちゃ』
恭子『マミさん、差し出がましい事を言います。言わせてください。
ソウルジェムの濁りが早まっているんじゃないですか──銃を使うようになってから』
マミ『わたし、……弱い子だから』
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