153:BENPERがお送りします[sage saga]
2011/05/15(日) 21:55:30.78 ID:t4dxBEcio
恭子「南アルプスの美味しい空気なのに」
杏子「方角変わってんじゃねーか。でも、そうなんだよな。
正反対だろうと、オマエにとっちゃ同じ。アタシが良い人そうで、マミが悪ぶってても。
きっとオマエは同じ事にしたんだろう。同じ結果に持ち込んだだろう?」
恭子「どちらにしろ戦闘を続けるようなら、僕は止めたかもしれません。
佐倉さんが一般人に本気で攻撃したりするようなら、乱入したでしょう。
たまたまみんな、善良な人で、こういう運びになっただけで……」
杏子「魔法少女にならなくたって、戦えねー口もまわらねーなんて奴は、遅かれ早かれ死ぬ。
悪い事じゃない。アンタみたいに口八丁手八丁やろうってのも、悪くない事だろう。
アタシの本能はアンタと組めって言う。でも……アタシの理性は、アンタを拒否してる」
恭子「逆じゃなくて?」
杏子「これが逆じゃねーんだ」
恭子「しゃべりすぎが出しゃばりすぎに通じるのは否めませんが……信頼を得られない程に?」
杏子「愛と勇気だけが友達ってのは、こういう事かと思ったね」
恭子「中身が粒あんのハエ取り草ってやだな」
杏子「たまたまなんてこたァ、ないだろうよ。マミの周囲には、善良な奴しか集まらねー。
自画自賛みたいになるが、こうなっちゃアタシだって立派にお人好しの分類でしょーよ。
もっと言えば、善良な女しか、魔法少女にはならねェじゃん。
願い一つぽっちの代わりに魔女退治してくれろ、なんて頼みに頷くのは、善良なバカだけ。
で、善良ってのは、バカしかいない」
恭子「悪い人が頭も悪いって事、あると思うけれど」
杏子「ちなみにアタシとマミの見解では、愛と勇気だけが友達の例の奴は、悪よりタチが悪い」
恭子「彼、それでも頑張ってるんですよ!」
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