154:BENPERがお送りします[sage saga]
2011/05/15(日) 21:56:15.83 ID:t4dxBEcio
杏子「そう。頑張ってるから認めてやれってアタシのバカな本能は言う。
アンタが頑張って、うやむや友情エンドに持っていくの、見過ごせと思っちまってる」
恭子「……それでも理性が拒むんですか」
杏子「アタシがさっき言った三択、魔女孕ます乞食するぶんどる、アンタならどれを取る?
……アタシの理性はこう言ってる。アンタなら全部選ぶって」
マミ「それじゃ、三択にならないじゃない」
杏子「そもそも三択じゃねェんだよ。三つも選択肢もある奴ばかりじゃない。
魔女が倒せなけりゃ、一も二もない……アタシは三を選ぶ奴を許す気はねーけどな。
どうだ、すけこ。アンタの考えはどうだ」
恭子「基本的に二をうまくやれば、三の選択は消えます。なるべく仲間を増やしますね。
魔女退治は有利になるし、グリーフシードの融通も効くようになる。
できればこの時、それを管理する立場でいたいですね。
で、どうしても足りなければ一も三も行います。できる限りダメージのないように。
新参狩りをするかもしれません……仲間なら油断してくれるでしょうから、そっちも」
マミ「……恭介くん、怖いわ」
恭子「すみません。でも、どうしたって順位はあります。僕は自分と大切なものを優先したい」
杏子「アンタは正直だ。善良なくらいに正直だ。でも、それくらいであって、それそのものじゃない。
アタシの理性はやっぱり納得しない。どうにも、どうしても、アンタを信じるなって言ってる。
コイツは見た目ほどイイ奴じゃない、騙してる、信じるな、痛い目にあうぞ、って」
恭子「否定できません。証明するものがない」
マミ「信じたいってだけじゃ……ダメなのね?」
杏子「アタシ自身、アタシの警戒してるもんを、言い表せない。
だから……信じさせてくれ。アタシは昔から、口がまわらないからさ」
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