160:BENPERがお送りします[sage saga]
2011/05/15(日) 22:02:41.35 ID:t4dxBEcio
仁美「マミちゃん、見てくださいまし! 膝をついた杏子さんを!」
マミ「なんですって!?」
仁美「あ、あれは……ゲーッ、すけこさんの腕ではないか〜っ!
あ、杏子さんの地についた左膝に絡みながら、右足首をガッチリ掴んでいるぞーっ」
杏子「文字通りの搦め手。これが本当の足手まといってか? ……動けねェ。
やりやがったな……アタシの注意がアンタの羽に行ってるうちに」
恭子「これが僕の、精一杯」
杏子「自分のカラダを魔法で操る事に、なんの躊躇もないのな……ズルイわ、やっぱ」
恭子「僕は自分と大切なものを優先したいんです。だから、杏子さんの信頼を得たい。
やっぱり友達になりたいんです。……守るためにも」
杏子「タチ悪ィよ」
恭子「ありがとうございます。ケンカ、終わらせましょう」
仁美「ああ……杏子さんの膝に、すけこさんは足を掛け、そして!」
恭子「シャイニングウィザード!」
──アタシの本能は、アンタと仲良くやりたがっている。でもな、アタシの理性は拒む。
アンタがもし敵に回れば……アタシはマミや、マミの大事にしてるヤツらを守れないからだ。
認めたくないが……、きっとアタシにゃ、手のまわらないトコが多すぎる。
──アタシは、アイツらを守れるアタシになりたいんだ。
──僕に守られるんじゃ、ダメですか?
──やっぱりオマエ、最ッ高にタチ悪ィわ……
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