935:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/24(土) 23:41:37.78 ID:Y4SPWTf2o
双子姉「……これを見ると、
本島の三分の一くらいの大きさの島でありますか。
開発はされていないみたいですが、
どうしてでありますか?」
少女「確かにそこそこ大きいけど、
切り立った崖に囲まれてて上陸しにくいし、
浅瀬があって近づけないから、そのままなんだよね。
島の人口がよほど増えなければ、
今の体制でも問題無いし」
双子姉「でも、開拓すれば、
畑とかが出来たと推測するでありますよ」
公爵「何度か開拓しようという意見は確かにあった。、
だが、予算と釣り合う物では無かったのだ。
長期的に見れば利益もあっただろうが」
少女「そっちに目をむける余裕が出来たのも、
本島がいまみたいに豊かになってからで、
そんなに時間がたってないんだよね?」
公爵「うむ。したがって結論はいつも、
無理な開発に予算を割くくらいならば投資をしろと、
商人組合やら元老院やらがうるさくてね。
黙らせるためのエサとなってしまった」
男「相変わらず、連中はやりたい放題か」
公爵「これでもなんとか大人しくさせているのだがね。
他にも、島の資源だった石材などは、
すでにほとんど掘り尽くした後だったのだ。
ゆえに、開拓に使う建材はほぼ輸入せねばならず、
そのためには大型船を入れるための港を開く所から、
始めなくてはならん」
少女「……んー。んん。
港が必要、建材が必要、でも単純な面積は足りている」
双子妹「公爵殿、確認であります」
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