936:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/24(土) 23:42:04.65 ID:Y4SPWTf2o
公爵「なにかね?」
双子妹「この島の定住者の内、
帝国の人は何割くらいいるでありますか?」
公爵「これもおおよそだが、二割ほどだ」
双子妹「非定住者用の居住区は、
どれくらい割り当てられているでありますか」
公爵「居住区の海側三割が、割り当てられている。
厳密な扱いではないが、
海の男達はあまり、内陸にある施設には移動せん。
そこで港で働く人間を覗けば、
自然と棲み分ける形となったのだ」
双子妹「非定住者用の居住区って、
貸し付け用の居住区でありますね?」
公爵「もちろん、そうなる」
双子妹「……うんうん、それなら、
実質的に移動させなくてはならない人間は、
総面積のおおよそ二割の人数で、
先ほどの試算より農地面積を多く取れるであります」
公爵「ふむ、だが、やはりその手段しかないか……
しかたない、業腹だが、元老院にはその方向で、
話を通すようにもっていこう」
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昼 リベルタ公爵 少女の私室
双子妹「おおー、すごいでありますっ!
さすが公女様でありますな」にぱっ
きゃっきゃっ♪
少女「あー、あはは……。
ほとんど私の趣味っていうより、
周りの願いなんだけどね。
双子妹ちゃんがそんなに喜んでくれるならよかった」
双子妹「こんなキラキラしたのとか、
可愛い人形とか、庶民には遠いものでありますから、
みていてなんだかうきうきするでありますよ♪
ただ、お姉様とはちょっとイメージ違うでありますね」
少女「やっぱり年頃の女の子としては、
そういうのが喜ばれそうっていうのはわかるけどね。
確かに、可愛いのも嫌いじゃ無いけど、
そこまでじゃないっていうかー」
男「実用に近い物である方がいい、か」
少女「うんうん」
双子妹「あっちの部屋も見ていいでありますか?」
たたーっ
少女「うん、いいよ……ってもう入ってる。ふふ。
一応ドレスルームだから、
気に入ったのがあったら持って行ってもいいよー」
双子妹(隣の部屋)「おおー、お腹が太いでありますな」
少女「いや、それ違うしっ!」
わいわいきゃーきゃー
男「……話があるからと、呼ばれた記憶があるんだが」
少女「あ、ごめんごめん。
いや、なんでココにいるのかなーとか、
理由が聞きたくて」
男「む……」
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