983:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/25(日) 01:02:53.62 ID:odomHPFPo
男「それにしても、お前、
船も使わずにどうやってここまで……」
青年「船なら使いましたよ。
俺が島に来るときに乗っていた、
小型高速帆船(ヤハト)ですが」
ツン「すっげーのな、さすが最新式で早いのなんのっ!」
公女「で、ツンツンはなんでここに?」
ツン「なんで今さらっぽく聞くんだよ!
俺がこの戦闘終わらせた功労者だぜ」ふふん
青年「彼が、俺をここまで運んでくれたんだ」
公女「おおー、さっすがー。
いつもはともかく、今回は手放しに誉めないとね!」
ツン「いつもはともかくって、俺、なんかしたっ?!
ったく、お前らはいつも俺をダシに……」
公女「そりゃーツンツンだしっ」にやっ
ツン「いみわっかんねーっ!」
公女「あははっ
さーてそれじゃ、あたし達も戦後処理だね」
バッ――
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夕方 リベルタ港
司教「なぜだ……
我らは、神に愛されているはずだ!
それなのに、なぜ騎士団が応援に来ない!」
軍曹「残っている傭兵はそこに居るので全てです」
家宰「ご苦労様です」
軍曹「いえ、傭兵に対して、
家宰殿が事前に目星を付け、
市民に避難経路の連絡を行っていたが故に、
出来た行動です」
家宰「私などはなにも。
公爵様のご指示に従ったまでの事です」
軍曹「公爵の指示……っ、まさか」
家宰「司教殿も、相手が悪くございましたな」しれっ
軍曹「やっぱり、狸ぃっ」
家宰「さて、司教殿。
いま降伏されれば、命はお助けいたしましょう。
もっとも、そのあとリオーマに報告させていただき、
今回の件の責任を取らされるかと思います」
司教「……く、うぉおおおお。
傭兵共、つっこめ!
あいつらにつっこめ!
金なら祓った!
アイツラを、アイツラヲ殺シツクセェエエエッ!!」
ズバシュッ……
傭兵D「残念だが、俺達は金と命に忠実なんだ。
おーい、お前さんがた、俺達はこの首抱えて、
そっちに投降させてもらうぜ」
軍曹「…………」
家宰「軍曹殿。抑えてください」
軍曹「……わかった。投降を受け入れよう。
武装を解除し、一人ずつこちらへ」
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