過去ログ - 奈々子「高須君の彼女なんだよ。」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/05/16(月) 14:34:15.63 ID:wcwGkRoho
「なんか悪いな香椎・・・。また教室でな。」

「う、うん、大丈夫。じゃあね高須君。」

そういうと彼らはまた騒ぎながら校門の中へと消えていった。

「なんで高須竜児と手乗りタイガーが一緒に登校してんのよ?」

「さ、さあ?私にもよく分からないわ。」

落ち付いた風にそういう奈々子だったが内心は不安でいっぱいだった。

(いつのまに仲良くなったのかな?なんで一緒に登校してるんだろ?
 いままでそんな話聞いたこともなかったのに・・・)

そんなことを考えながら奈々子は教室へと向かった。
教室でも逢坂大河と彼は何かを話していて
私が教室についても気づいてはくれなかった。

午前中の授業はほとんど頭に入らなかった。
朝の出来事が頭から離れず、休み時間の麻耶の話しさえろくには聞いていなかった。

「お昼ご飯食べようぜぇ〜」
「北村、高須。一緒に喰おうぜ。」

「高須」
この一言で奈々子はいっきに現実へと引き戻された。

「奈々子、奈々子。まるおも高須君もいるみたいだしあの人達と一緒に食べない?」

実を言うと奈々子は昨日竜児が料理好きと聞いてからある計画を立てていたのだ。

(この気合の入ったお弁当を見れば高須君は絶対に食いついてきてくれるはずっ!)

奈々子は麻耶の提案に快く乗ると4人の元へと向かった。


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