過去ログ - フレンダ「結局、全部幻想だった、って訳よ」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/19(木) 21:56:22.56 ID:Kkb6Vddso
 校舎の解放された窓から流れこんできた風が、一枚の紙を滑らせる。
 おそらくは予鈴を聞いて急いだどこかのクラスの担任が落としたプリントだ。
 そのプリントはピタリ、と丁度上条の踏み込んだ足元で止まった。

上条「っ!?」

 急いでいなければ、かわせたかもしれない。
 或いは上靴を履いていたなら、問題はなかったかもしれない。
 けれど勢いづいていて、且つ今の自分は靴下一つだけだという事実がその後の運命を決定づけた。
 つまり。
 上条当麻は偶然自分の足元に風で飛んできたプリントを踏んで、転倒する。

上条「おぉぉぉおおおおおおおおオオオオオオオオオオ――――――――――――ッ!!」

 踏んだ瞬間に、踏ん張る。
 破くぐらいに踏ん張れば、もしかすれば転ばないですむかもしれない。そう考えた故の行動。
 プリントの中心を捉えた上条は幸運にも直ぐに転ぶことはなく、一瞬だけその場に硬直した。
 ――だが、上条当麻は目の前の不幸に対して、もう一つ後ろから来る『不幸』を頭から完全に落としている。

フレンダ「にゃぁあっ!?」

上条「ふっ、フレッ!?」

 真後ろにいたフレンダの存在を。
 ほぼ同じスピードで動いていた少女は自分の目の前で固まった少年にそのままの速度でぶつかる。
 そして少年はぎりぎりのところで立っていたのだ。
 その結果がどうなるか、などと。言うまでもない。


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