過去ログ - フレンダ「結局、全部幻想だった、って訳よ」
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885:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/24(土) 01:23:49.17 ID:YYBvUpafo
 唾を飲む。 拳を握り締める。
 そしてまた、挑む。

上条「……なんで、俺が記憶喪失だって、知ってるんだ?」

フレンダ「……それは、答えるにはちょっと遠回りしなきゃいけないってわけよ」

フレンダ「というか、殆どの疑問に答えるにはまずはこれを説明しなきゃいけないんだけどね」

 フレンダは苦笑しつつ、靴でガリガリと地面を削る。
 ジャリジャリジャリジャリジャリガリガリガリガリガリガリガリ。
 ぴた、と不意にそれが止まり、少女は前提としての問いかけを投げかける。

フレンダ「暗部、って知ってる?」

上条「暗部……?」

フレンダ「そう、暗部。 学園都市の闇。 知らないはずはないよね、だって結局、当麻は何度か首を突っ込んでるってわけよ」

 先ほど思い浮かべた『妹達』。
 学園都市、イギリス清教ならず他にも幾つもの多角スパイを行なっているという隣人、土御門元春。
 0930事件では『警備員』よりも高度な装備を持っている特殊部隊のようなものも見たし、スキルアウトの御坂美鈴の時には『警備員』は出動しなかったらしい。
 他にも、アウレオルスに取って代わる前の三沢塾の姫神に対する扱いもそれだといえるのかもしれない。

上条「……確かに心当たりはあるけど、それがどうしたって」

フレンダ「私は、それに属してる」

 上条が疑問の答えに気付くと同時、フレンダも答えを露わにする。


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