74: ◆fJz13rtmKU[saga]
2011/05/23(月) 21:27:27.74 ID:4nmE+42o0
「私の方は進展なしとして……キミの方は何か『視えた』の?」
す、と差し出された紅茶を受け取りながら問う。
「いいえ……そもそも視えているなら、とっくに貴女に伝えているわ」
「だよねぇ……って熱ッ!?」
「……猫舌で甘党なのに、無理して紅茶を飲まなくてもいいのに」
「ううー、だって織莉子と一緒に居られるし」
「いいのよ、別に。無理をされると私も辛いわ」
「でもさぁ、仲間外れみたいで嫌なんだよ」
ふふ、と小さく織莉子が笑った。
「……素直な子。そういうの、好きよ?」
「私は織莉子を愛してるよ?」
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