811: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:20:29.96 ID:1GUWnw1t0
佐天「おっし!!行きますよ!!」
そんなことは言ってられなかった。
霊たちはすぐ側まで迫ってきていたから。
812: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:20:58.41 ID:1GUWnw1t0
足をつける床が――その先には無かった。
重力にしたがって、そのまま佐天の体は前のめりに落ちていく。
813: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:21:34.71 ID:1GUWnw1t0
直美「だ、大丈夫!?」
はるか上方から、投げかけられる声。
頭を打ち付けたショックで、意識を朦朧とさせながらも、振り返ろうとする。
814: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:22:05.63 ID:1GUWnw1t0
直美「いやああああ!!離してぇ!!」
上のほうから聞こえる、切り裂くような悲鳴。
815: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:22:33.67 ID:1GUWnw1t0
816: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:23:02.68 ID:1GUWnw1t0
817: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:23:28.57 ID:1GUWnw1t0
818: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:24:05.40 ID:1GUWnw1t0
――んんっ……。
目の前がぼんやりとだが――明るくなっていく。
まるで夜明けのように、目の前がうっすらと白くなっていって――。
819: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:24:39.15 ID:1GUWnw1t0
佐天「……開い……てる……?」
右手を床に突く。
820: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:25:11.22 ID:1GUWnw1t0
佐天「ひっ!!」
思わず、情けない声をあげてしまう。
1002Res/579.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。