832: ◆IsBQ15PVtg[!red_res saga sage]
2012/03/25(日) 23:33:14.31 ID:1GUWnw1t0
佐天「いや、もういやああ……」
その場に力なく崩れ落ちる。
二つの塊を思い切り視線に入れるような形になって。
一つは、口を開けながら右手を伸ばしていた。
しかし、いずれも焼け焦げて爛れて、真っ黒になって――誰だか分からない。
そして、もう一つの塊が抱きかかえるようにして、背中にへばりついている。
こちらも、真っ黒に焼けて、誰なのか判別しない。
が――そんなことなぞ、もはやどうでもよかった。
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