839: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:37:30.69 ID:1GUWnw1t0
??「ううう……うおおおぉぉぉぉおおおお!!」
狂った叫びを上げる、大男。
手にしていた大金槌のようなものを放り投げる。
840: ◆IsBQ15PVtg[!red_res saga sage]
2012/03/25(日) 23:38:15.69 ID:1GUWnw1t0
841: ◆IsBQ15PVtg[!red_res saga sage]
2012/03/25(日) 23:38:40.29 ID:1GUWnw1t0
肉が爆ぜる音と共に、引き抜かれるペンチ。
その先には、血を滴らせる佐天の舌が挟まっていて。
842: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:39:31.75 ID:1GUWnw1t0
(暗転の後、背後にゆらめく廃校舎)
テーレレテテテレテー
843: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:40:35.27 ID:1GUWnw1t0
黒板脇の引き戸に向って、アルコールランプを投げつけた。
844: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:41:12.59 ID:1GUWnw1t0
アルコールランプの壜が割れたのだ。
中に残っていたアルコールが、扉に巻きつく髪の毛に振りかかる。
845: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/25(日) 23:41:55.31 ID:1GUWnw1t0
火はみるみるうちに、扉を覆う髪の毛全体に燃え広がりだした。
見るからに扉全体が燃えている形になったが――
846: ◆IsBQ15PVtg[!red_res saga sage]
2012/03/25(日) 23:42:46.07 ID:1GUWnw1t0
847: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/03/25(日) 23:43:46.66 ID:1GUWnw1t0
佐天「い、行きますよ!!」
直美の手をすかさず握ると、引き戸の格子の部分に手を掛ける。
先程感じた気持ち悪さなぞ、すっかり感じなくなっていた。
848: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/03/25(日) 23:44:24.81 ID:1GUWnw1t0
佐天「ひっ!!」
すかさず、扉に手を掛けて、勢いよく閉める。
が、霊が今にも敷居をまたごうとしていて――。
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