過去ログ - 一方「どンなに泣き叫ンだって、それを聞いて駆けつけてくれるヒーローなンざいねェ」
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11: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/05/21(土) 00:06:54.31 ID:gGgzkDclo

「……うん、うん、分かった。ホントにありがとうね。じゃあね」

「どォだった?」

「大丈夫だった! ちょうど今日は風紀委員の仕事が非番だったみたいで、ずっと寮に居たから誤魔化しといてくれたみたい」

「そォか。良かったな」

「うん。これで一安心ね」

美琴はほっと胸を撫で下ろした。
一方通行はその寮監という人を見たことは無いが、あの美琴がここまで恐れるほどなのだから相当な猛者なのだろう、と勝手な想像を膨らませる。
まあ、それはそれで間違っていないのだが。

「アンタももう帰るの?」

「まァ何もやることねェし、遅いしな。オマエも上手く誤魔化せたからって調子に乗ってねェでさっさと帰れよ」

「ふーん、そっか。でもここから寮までかなり距離あるのよね……」

「送ってった方が良いか?」

「いや、別にそこまではいいや。そういや、アンタはどっち方向?」

「真逆」

「じゃあ余計駄目じゃない。まあ私はのんびり散歩でもしながら帰るから、心配しないで」

「道草食って不良に絡まれるなよ」



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