過去ログ - 一方「どンなに泣き叫ンだって、それを聞いて駆けつけてくれるヒーローなンざいねェ」
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25: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/05/26(木) 01:27:15.38 ID:KACOPQpWo

『ですけど解決はしてないみたいでしたし、報酬は前払いで貰っちゃったんで流石に何もしないのも悪いかなーと』

「だけど、その、えーと、大変だったでしょ?」

『はい。かなり深いところまで潜っても大した情報が得られなくって、本当に大変でしたよ』

「そ、そっか、あはは。……あのさ、まさかとは思うけどバレたりは……」

『そんなドジ踏みませんよお、白井さんじゃあるまいし! 結構ヤバそうだったんで、念に念を入れて完璧に偽装しました!』

「そうなんだ、良かった!」

初春の言葉に、美琴は心の底から安堵する。
あの初春がここまで豪語するほどなのだから、少なくとも彼女の方が目を付けられる可能性は無さそうだ。
しかし、まさかゼリーなんかの為にここまでしてくれるとは思わなかった。
確かに情報を得られるのは助かるが、危険を承知でこんなに危ない橋を渡ってくれるとは。

『ただ、少し問題があるんですよね』

「どうしたの?」

『えーと……、御坂さんの欲しい情報が何処にあるのかは掴めたんです。
 ですがそこは完全な隔離区域になっていて、コンピュータからじゃどんな手を使っても侵入できないんですよ』

「なるほど。要するに、直接そこに侵入して見てくる他ないと」

『そういうことです。なので、私から直接御坂さんにお教えできる情報は殆どないんですよね……』

「いや、そこまでやってくれたんだから充分よ。あとはこっちでやるから」



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