過去ログ - 一方「どンなに泣き叫ンだって、それを聞いて駆けつけてくれるヒーローなンざいねェ」
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8: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/05/21(土) 00:04:36.70 ID:gGgzkDclo

「妹達の!?」

「あァ、確か妹達の面倒を見てる研究員の一人だ。だからオマエのことをまじまじと見てたのか」

「なるほど……。でも、そんな人がどうしてあんなことをしてたのかしら?」

「さァな。妹二号の様子を見るに、少なくとも妹達の方はこのことは知らねェンだとは思うが……」

「……が?」

「アイツ、相当金にがめついからな。分かっててマネーカード探しをやってた可能性がある」

「ああ、うん……」

何となくその図を想像できてしまったのか、美琴が気まずそうに目を逸らす。
とは言え、別にミサカ13577号がすべてを知っていてマネーカード探しをしていたことが確定したわけではないので些か早計だが。

「にしても、アイツは本当にどォしてこンなことをしてたンだろォな。やっぱ妹達関係か?」

「妹達関係なら、逆に路地裏に人の目を向けさせるのは不味いんじゃないかしら? あの子たちよく路地裏うろついてるし」

「それもそォか……? 確かに研究所も路地裏の奥にあるしな」

「そういう後ろめたいことをやってる研究所は、普通人目の付かないところにあるものね」

「……そォいや、『事件』を防ぐとか言ってたな」

「うーん?」



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